当院での糖尿病の診療
当院の治療について
当院では、食事療法、運動療法、内服薬やインスリンの注射による薬物療法を行っています。
治療方針は話し合いで決定
糖尿病は完治するのが難しい病気の一つです。そのため治療は、患者さん本人の意向やライフスタイル、また要望も踏まえた上で、無理の無い患者さん毎の治療方針を立てて行います。
そのため、「タバコはよくないので明日からやめてください」や「食事の際に◯◯は食べないで下さい」など、一方的に押し付ける治療の設定はいたしません。最初に患者さんからアンケートを取り、生活習慣や性格などをヒアリングしたうえで、じっくり治療計画を立てさせていただきます。
また、糖尿病治療にどう向き合ったらいいか不安な患者さんのために、当院で作成した冊子をお渡ししています。治療中に何かご不明な点がございましたら、お気軽におたずね下さい。
生活習慣病の典型といえる糖尿病は、一生かけて付き合っていく必要のある病気です。「糖尿病の食品交換表」は食事療法に有用ですが、煩雑な面があります。当院では、患者さんの手のひらの大きさに合わせた「手ばかり栄養法」の指導で成果を上げています。例えば、緑黄色野菜は両手1杯分、その他の野菜は両手2杯分を食べることが望ましいとされます。
また、患者さんには手づくりの糖尿病ハンドブックをお渡しし、日常生活のアドバイスとして活用いただいています。