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糖尿病があると「五十肩」になりやすい

[2017.09.08]

 「五十肩」とは、肩関節周辺の組織に変性が起こり、生じた炎症によって痛みが起こる「肩関節周囲炎」のことです。40~50歳代で多く発症します。
 ▽肩が痛んで腕が上がらない、▽衣服の脱ぎ着ができない、▽夜や朝方に肩が痛くて目が覚める、▽痛い方の肩を下にして眠れない、▽痛いほうは腕が後ろに回せないなどの症状があらわれます。
 「たかが五十肩」と軽くみられる傾向がありますが、その中に重症化しやすいタイプも含まれるので注意が必要です。
 40~50歳代に起こりやすい要因として、この年代は加齢によって肩周辺の組織がもろくなり始めること、仕事や運動などで肩を動かすことが多いこと、肩関節は動く範囲が大きいために骨以外の組織が引っ張られやすいことがあげられます。
 糖尿病で血糖コントロールが不良だと、肩の動きに大きな役割を果たしている腱板の損傷部分が血行不良になり、五十肩を起こしやすく、治りにくくなると考えられています。

  五十肩には、突然痛みが発生する「急性期」と、肩の動きが制限される「慢性期」があります。
 急性期は、発症から通常は2週間ほど続きます。痛みが強いものの、無理をすれば肩を動かすことができます。肩を動かしたときだけでなく、安静時や就寝時にも痛みが出ます。痛みを伴う動作は無理に行わないようにする必要があります。
 慢性期は、通常は6ヵ月ほど続きます。痛みは軽減しますが、肩を動かしにくくなり、無理に動かそうとすると痛みが出ます。痛みが軽減してきたら、硬くなった肩関節をほぐすために肩の運動を行い、少しずつ肩の可動域を広げていきます。
 特に糖尿病がベースにある場合は適度な運動を行うと効果的です。体操を行う場合は、呼吸を止めずに、ゆっくりした動作で、あくまで気持ちよいと感じる痛さに加減して行と効果的です。

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