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日本糖尿病協会が「自己管理応援シール」を無償で提供

[2018.05.28]

 日本糖尿病協会(理事長:清野裕・関西電力病院総長)は、糖尿病患者の自己管理に役立つ「自己管理応援シール」を制作し、ホームページで無償提供を始めました。同協会が普及をすすめる「糖尿病連携手帳」に貼付することで、糖尿病療養支援における相乗効果を狙っています。

自己管理応援シールは4種類あり、糖尿病治療の重要な指標である「HbA1c」に関するものと、薬物療法での低血糖の注意喚起に関するものに分かれています。日本糖尿病協会の公式マスコットキャラクターの「マールくん」を用いて、分かりやすいデザインになっています。 「HbA1c」シールは、糖尿病治療において標準的な血糖コントロールの目標値である「7% 未満」を強調するものと、個々の患者の目標値を記入できるものに分かれ、治療目標に対する意識の定着を目指しています。また、薬物療法シールは、処方された薬剤の低血糖リスクの有無を表現し、服薬アドヒアランスの向上を目指します。

これらのシールは、医療機関で利用することを想定しています。受診時に患者が持参した「糖尿病連携手帳」の表紙に医療者がシールを貼ることで、医療者と患者の距離が縮まり、療養を応援しているというメッセージを伝えることもできます。

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