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20歳から体重5kg以上増加は健康リスク

[2017.07.29]

20歳前後の頃と比べ、中年期に体重を5kg以上増やした人は、体重増加を2〜3kgに抑えた人に比べ、2型糖尿病、高血圧、心血管疾患、がんなどの発症率が上昇することが、ハーバード公衆衛生大学院の研究によって明らかにされました。研究は「米国医師会雑誌」(JAMA)に発表されました。 「成人早期から成人期までの体重増加の影響を体系的に調べたはじめての研究です。健康に歳を重ねるために、わずかな体重の増加でも注意が必要であることが分かりました」と、ハーバード公衆衛生大学院栄養疫学部のフランク フー教授は言います。

体重が5kg増えるごとに発症リスクは、2型糖尿病では30%、高血圧では14%、心血管疾患では8%、肥満が関連するがんでは6%、それぞれ上昇することが明らかになりました。喫煙経験のない人でも早死のリスクは5%上昇し、健康に歳を重ねられる割合は17%減少しました。

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